お客様インタビュー

お客様インタビュー

医療法人英信会 あいはら歯科・矯正歯科
相原 克偉先生(大阪市都島区ご開業)

お客様インタビュー『あいはら歯科・矯正歯科 相原 克偉先生』


税理士法人キャスダックが関与し始めて3年となる、医療法人英信会 あいはら歯科・ 矯正歯科の相原克偉先生にお話をうかがいました。

1.あいはら歯科・矯正歯科について
― あいはら歯科・矯正歯科について教えてください。
お客様インタビュー風景 その1あいはら歯科・矯正歯科は、大阪市都島区にある歯科医院です。
今年(2009年)7月に、医療法人化を果たしました。

税理士法人キャスダックには、2007年から関与してもらっています。
代表税理士・山下さんとの出会いは、医院の発展を模索する中での貴重なものでした。


2.税理士法人キャスダックが関与し始めた背景
― 「医院の発展」と税理士事務所の関与は、どのような関係があるのでしょうか?
医院の経営管理に必要なデータは、税理士が把握しています。そして、財務計画を立てるためには、それをリアルタイムに教えてもらう必要があります。
また、それらのデータを活かすための知識を持っているのも税理士です。
だから、私は、医院発展のためには、税理士の関与の仕方は非常に重要だと考えています。

以前は、節税対策一つとっても非常に感覚的なものでした。
税金の計算は、祖父の代から長年関与していただいていた別の税理士に委託していましたが、業務内容としては年度末になってやっとその年に支払うべき税金の金額がわかるという状態でした。その段階で節税対策といっても手遅れです。
それを翌年以降の教訓にするとしても、具体的にどうすれば良いのかが分かりませんでした。
やることはせいぜいレセプト枚数がある程度増えてきたら機械を買って節税に備えるといった程度。

もっと計画立てた経営をするために協力してもらえる税理士を探さないと、私のビジョンに基づいた医院の発展に支障を来たすと思いました。

― どのようなビジョンを思い描いておられたのですか?
私が思い描いていたのは、地域医療に貢献しながら、継続的に発展し続ける歯科医院経営です。
そのためには、スタッフが充実していて、そのスタッフたちが働きやすい、良い条件が整っている必要があると思いました。

「良い条件」とは、仕事の内容、環境だけでなく、プライベートも大事に出来る環境があることだと考えました。

多くの歯科医院はスタッフ数人の小規模経営です。一人休むと、医院が動かなくなる。だからスタッフは旅行にもいけない。
私は、そのような余裕のない経営はしたくなかった。
私は、有給や産休などの制度を持った余裕のある医院経営がしたかったのです。

なぜなら、その方が職場の雰囲気が明るくなると思ったからです。
職場が明るければ、患者に対するサービスの質をより高めることが出来ます。
この医院は祖父から、14年前に受け継ぎました。それ以来、売り上げは一貫して伸び続け、最近では、一日の患者数は約80人、そして、スタッフは18人に増えました。

私は、医院の規模が拡大する過程で、この先、この医院を維持するために、今話したようなビジョンを実現していく必要があると考えたのです。
以前関与してもらっていた税理士にもそのことは話しました。 しかし、状況は改善されなかったので、税理士を変えようと考えました。

3.税理士法人キャスダックを選定した理由
― ビジョンを達成するために選んだ税理士事務所が、税理士法人キャスダックであると判断された理由を教えてください。
お客様インタビュー風景 その2代表税理士の山下さんが書いた著書を読み、「この人なら税務の知識が乏しい私が抱く疑問に対しても、分かりやすく噛み砕いて教えてくれるだろう」と思ったからです。
山下さんが書いた本は、歯科医院を経営するうえで知っておかなければならないお金に関して解説したものです。
「売り上げが上がっているのに利益が残らない」
「利益がないのに税金は高い」
「適正な人件費がわからない」などといった歯科医が抱える問題を解決する「儲け」のからくりが、図などを用いて、大変わかりやすく説明されていました。

税務知識が不足している読者が読んでもわかりやすいように配慮されていると感じました。
私はその本を読み、「このような心遣いを持って書く税理士なら、医院が続く限り、お金のことはお任せできる。この人しかいない」と直感したのです。

― 他にも、例えば医療機関専門の税理士事務所などがありますが、そのような事務所の税理士では、先生が抱えた問題は解決できないのでしょうか?
はい。私はそう感じました。
沢山の税理士事務所が、頻繁に営業のFAXやダイレクトメールを送ってきます。それらの文面には大抵「顧問料が安い」「先生は何もしなくて良いから手軽」といったことが書かれています。
しかし、いずれも私自身が何も理解できないまま、結局は丸投げしてしまうことになりそうな気がしたのです。
どこに乗り換えてもそれまでとなんら変わるものはないと感じました。

私は自分で勉強もしました。
税務関係の本は沢山出ています。 しかし、どの本も「知識を持っている人」の言葉でしか書かれていません。
基礎知識のない素人が、難解な専門用語で説明されても理解できません。 注釈はついてますが、それが余計に読みづらい。 それに対して、山下さんの著書は非常にわかりやすい。
初めて読んだときは目から鱗が落ちる気持ちでした。スラスラと頭に入ってきました。

4.税理士法人キャスダックの関与によって大きく変わったこと
― 実際に、税理士法人キャスダックが関与し始めて、大きく変わったことは何ですか?
まず、冒頭で述べた、医療法人化です。これは税理士法人キャスダックの関与による大きな成果です。
それからもう一つ。私自身のことですが、大変視野が広がり、それによって医院の運営の仕方が変わりました。

― 医療法人化に際して、税理士法人キャスダックは、どのような働きをしたのでしょうか?
山下さんは、詳しいシミュレーションデータを作成し、それをもとに、医療法人化することのメリットを説明してくれました。
「売り上げがこれだけ上がったときに、こうすれば、これだけ節税できる」など、具体的な数字を示してくれたことで、法人化することへの不安が払拭され、前向きに考えることが出来ました。

― 医療法人化することは、医院経営にどのようなメリットがあるのですか?
主に節税効果と、医院継承という点でメリットがあると考えます。
特に、継承という問題は私にとって重要でした。

地域医療に貢献するために医院を継続して発展させるというビジョンを達成するためには、私自身が高齢化した際、若い世代のドクターに医院を引き継いでもらう必要があります。 しかし、個人経営のまま口先だけで「医院を継承する」といっても、言われた方は、信用しづらいですよね。
でも、医療法人化して、ビジョンを納得してもらってから「理事になって欲しい」と言えば、若いドクターも安心して、この医院に残れると思うのです。 山下さんから法人化を提案されたのは、昨年末です。 当初は、不安の方が大きかったのですが、それによって医院経営のビジョンが、より明確になり、大変良かったと思っています。

― では、視野が広がり、医院経営が変わったということですが、それは具体的にはどのようなことでしょうか?
お客様インタビュー風景 その3視野が広がったというのは、例えば、個人資産の運用に関心を持ち、実際に自分で投資をするようになったということがあります。
それを通して、経済の仕組みが分かり始め、世の中は原理原則で動いているということに気がついたのです。
その結果、私自身、自分なりに「こういうときはこうすれば良いんじゃないか」と気づくようになりました。 そして、その際、根拠を明確に示せない行動をしなくなりました。

それは、スタッフに対する話し方にも現れています。
例えば、昇給のレートを変える場合も、「医院をこのように発展させたい。それは、スタッフ個人の生活の発展にもつながる。だから、私はこのように決めた」と明確に話せるようになりましたね。

それまでは、「何となくその方が良いような気がする」、という風に感覚的に判断していたため、スタッフへの説明も曖昧になっていました。それが変わったのは、税理士法人キャスダックが定期的に開催しているセミナー『億万長者実践会』に参加するようになったことがきっかけです。
山下さんによる個人資産の運用方法に関する講座や、ゲスト講師による経営セミナーを聞いて、さまざまな知識、考え方に触れ、実際に自分でも経験してみることで、視野が広がっていったと思います。
法人化の際に関与していただいた社労士さんも、このセミナーで出会った方です。

そのセミナーは、給与規定、就業規則の整備やスタッフマネジメントなど、医院経営のうえで大変参考になりました。
この『億万長者実践会』という場を通した、人脈の広がりも貴重です。

5.今後の医院経営において税理士法人キャスダックに期待すること
― 今後、先生のビジョンを達成する上で、税理士法人キャスダックに期待することはどんなことですか?
私が突っ走っているときの大目付役でいて欲しいですね。
これから先、もっともっとやりたいことが沢山出てくると思います。 そういうときに、意外に、医院の中には相談相手がいないものなのです。

税理士法人キャスダックには、いろいろ相談に乗っていただいて、時には方向修正もして欲しい。
特に、歯科医専門の税理士事務所なので、沢山の事例を持っています。

お客様インタビュー風景 その4医院の経営に関して財務に限らずさまざまな面からのアドバイスを期待しています。

私は歯科医ですが、同時に経営者でもあります。
税務に関しては素人ですが、税理士に丸投げしていてはいけないと思っています。

山下さんは勉強熱心な方ですが、私自身もそれに負けず、勉強しなければならないと奮い立たされています。
そのように刺激を与え合う関係を、これからも続けていきたいですね。


相原先生、本日はお疲れのところ、貴重なお話をありがとうございました。
取材日時 : 2009年11月
取材制作 : カスタマワイズ
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